ブログを書く気になれなくて、毎月サーバー代がかかるWordPressから、はてなに移動してきました。
いつか何かの拍子に書きたくなったいいなあ。
くだらないつぶやきにお付き合いくださりありがとうございました😊
こんな時、みなさんどうされているのだろう・・🧐
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病気や家族の話など、人に相談したくてもできないほど重い悩み事がある状態って辛いですよね。
「きっかけがなくて言い出せない」「もし相談して相手に引かれたらどうしよう」など、不安に思うとますます一歩が出ないでしょう。
そんな時に訪れて欲しい場所が、奈良県奈良市にある氷室神社です。
この神社には、古くから氷の神様が祀られています。心の中にある難問を氷解してくれる、『かき氷献氷』がいただける神社として有名です。
神社に訪れて拝殿に手を合わせるだけでも、心中のわだかまりが解けるような気持ちになれます。
氷室神社でご利益をいただいて、あなたの心の苦しみが少しでも解けますように。
御祭神
大鷦鷯命(仁徳天皇)
闘鶏稲置大山主命
額田大仲彦命
創建1300年以上の古い歴史を持つ神社です。平城遷都(710)にともない、春日山に氷室(氷を貯えておく室)が作られ、氷の神を祀ったのが始まりとされています。
毎年平城京に氷を献上する役目を果たしていましたが、平安遷都後は廃止。
春日大社の別宮に属すなど、時代の流れとともに変化を遂げてきた神社です。明治維新後は氏子と冷凍氷業界の奉賛によって維持されています。
氷室神社は朝6時から開いており、早朝の境内には鹿さんしかいませんでした。
10分もあれば境内すべてを見て周れます。ゆっくりと心静かに参拝したいなら、早朝はおすすめの時間帯です。神聖な雰囲気がより深く感じられますよ。
心に響く優しい般若心経、苦しい心を少しでも楽にしませんか。かわいい猫ちゃんの写真入り。
夏季限定(6月15日~9月15日)ですが、氷室神社ではかき氷を神様にお供えして参拝する『かき氷献氷』ができます。
通常は9時からの受付となっていますが、人が少ない等タイミングが良かったのかもしれません。今回は神社のご厚意により、特別に朝から用意してくださいました。
準備が整うと、神社の方にかき氷機の前に来るよう言われます。
「神様に手を合わさずに幸運のかき氷は食べられません。売店のかき氷ではありません。」
このような張り紙がしてあり、さらにかき氷を作る際もしっかりと氷に手を合わせておられました。
身の引き締まる思いがするなと、ドキドキしながら待っていたのですが、一向に機械は動きません。
それもそのはず、なんと電源が入っていませんでした!(笑)
2人とも大笑いし、一気に緊張感がほぐれました。神社の方は腰が低くて丁寧な上、とてもユニークな人です。
かき氷献氷のやり方を説明してもらい、早速拝殿前へ。
300円以上を目安に賽銭箱に入れ、『難問氷解』等をお祈りします。
手を合わせた直後は変化がなかったのですが、しばらくするとスッキリとした気持ちになっていました。本当に心の中の重い氷が解けていくようでした。
これぞ『難問氷解』のご利益でしょうか?!
イチゴやメロン味など、さまざまなシロップが用意されているので、お好みのものをかけてください。境内の休憩用椅子でゆっくり食べられます。
清々しい空気に包まれながら、神様のかき氷をいただきます。
「由緒ある神社の境内で、かき氷を食べる」
それだけで、いつもよりずっと美味しく感じてしまうかもしれません。実際のところ、シロップをかけなくても口当たりがよくてさっぱりとしたかき氷でした。
食べ終えた後は、バケツの中にある水で軽く容器をすすいで、水切りの上に置いてくださいね。
すべて終わってみると、やはり献氷を始める前よりも清々しく、前向きな気持ちになっていました。まるで神社に流れる清らかな気を少し分けていただいたようです。
幸運の氷ですから、食べる行為も含めてひとつひとつ心を込めて行うと、よりご利益があるかもしれませんね。
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かき氷のほかにも、氷室神社には氷を使った珍しい『氷みくじ』もあります。大人でも十分楽しめるおみくじです。
まず受付で200円を払っておみくじを引き、くじ番号が書いた紙をもらいます。
次に門前に置いてある氷の前まで行き、写真のように紙を張り付けましょう。しばらくすると、文字が浮かんできます。
おみくじは持って帰っても良いですし、境内に括り付けてもかまいません。氷に貼り付けている間、どんなことが書かれているのか、一般的なおみくじよりもワクワク感がありました。
ちなみに、おみくじを持っていると、鹿に単なる紙だと思われて食べられそうになりますので気を付けてくださいね。
続いて拝殿をご紹介します。
氷室神社は、江戸時代に南都方の楽人が拠点としたところです。拝殿を舞台に、多くの舞楽奉納を中心とする祭りが行われてきました。
確かに一般的な拝殿と違って、四方八方が吹き抜けになっており、観客が観覧しやすい造りです。
写真右は賽銭箱ですが、お参りの際に100円を入れると舞楽曲「賀殿」が流れ、大変珍しい雰囲気の中で参拝ができます。
かき氷献氷は期間限定ですが、拝殿へのお参りはいつでも可能です。手を合わせて祈ると、重くて苦しい感情が解けていくような気持ちになりました。
かき氷オフシーズンでも、十分『難問氷解』のご利益はいただけると思いますので、ぜひ足を運んでみてください。
氷室神社の表門・東西廊です。奈良県指定文化財に指定されています。決して大きくはありませんが、歴史を感じさせる立派な門構えです。
氷室神社の本殿です。わかりにくいですが、燈籠と燈籠の間に赤ちゃん鹿が映っています。親子連れのかわいい鹿は、東大寺二月堂付近にもよく出没しているので、会いたい方はぜひこちらにも足を運んでみてください。
初穂料600円。氷室大神と末社・舞光社の二種類の御朱印がいただけます。
御朱印に火打石でお祓いをしてくれるのですが、火花が飛び散るので、少しびっくりするかもしれません。お祓いにより、さらに神気が宿ったように感じるありがたい御朱印です。
神社の方は最後まで丁寧な対応で、「くれぐれも熱中症にお気を付けください」と言って深々と頭を下げてくれました。
奈良県奈良市にある氷の神様が祀られている、氷室神社についてご紹介しました。
氷の神様として人々の生活に役立つだけでなく、苦しむ人の心をも解かし、晴れ晴れとした気持ちにさせてくれる神社です。
かき氷の幸運パワーをいただくと、心の悩みや苦しみが解けて気持ちが安らぐかもしれません。
心が軽くなると、人に相談できるようになるなど解決への糸口が見えてくるでしょう。
苦しい時こそ氷室神社に行って、心の悩みを解かしてみませんか。
神社を代表する主な行事 内容 献氷祭 毎年5月1日、大阪氷業界奉賛の元に行われている。
全国の製氷業者や氷小売業者から深い信仰を集めています。献氷灯 詳しい日程はホームページ参照 https://himurojinja.jp/about/kentou/
境内に置かれた氷の灯篭に明かりが灯り、神秘的な美しさを醸し出しています。例祭 毎年10月1日に行われる、氷室神社の舞楽祭り。
生の喜びに感謝し、氏子が親睦を深める好機とされています。
氷室神社
〒630-8212 奈良市春日野町1-4
TEL:0742-23-7297
FAX:0742-23-7298
開門時間 4月~10月 6:00~18:00
11月~3月 6:30~17:30
ホームページ:https://himurojinja.jp/
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人生に悩む時や生き方がわからない場合など、生きているとさまざまな迷いが生じることもありますよね。
大阪府八尾市にある恩智神社は、そんな方を救ってくださる、「導きの神様」が祀られている神社で有名です。
境内にいる兎は良縁へと、龍は幸せへと導いてくれます。御祭神は慈愛に満ちており、手を合わせるだけでも安らぎと癒しを感じる神様です。
今回は、恩智神社の境内の様子などを詳しくご紹介いたします。
・創建年 470年頃
・創建者 藤原氏
・御祭神 大御食津彦命・大御食津姫命
・御神徳 旅行安全・交通安全・縁結びなど
・歴史
奈良時代に藤原氏の祖神である天児屋根命の御分霊を奉還し、河内国を護るため、摂社として建立したのが神社の起源です。
その後、枚岡神社を経て奈良の春日大社に天児屋根命が祀られたことから、恩智神社は河内二の宮・元春日と呼ばれています。
その後の御祭神は、大御食津彦命・大御食津姫命の2柱となったのです。
朝廷からの崇敬も厚かった、恩智神社の御神徳。後に、神社は延喜式内名神大社のうちの一社となります。
また、お粥占や茅巻などの神事が有名です。毎年11月24日に神へのお供物を調整し、五穀豊穣を祈る「卯辰祭供饌行事」は、八尾市無形民俗文化財に指定されています。
・里宮
八尾市にある、天王の森と呼ばれるかつて恩智神社があった場所。恩智神社の境外末社・八坂神社が鎮座しており、弥生時代の遺跡でもあります。
・中宮
現在の恩智神社が鎮座する場所です。
約700年前恩智城を築くにあたり、天王の森にあった恩智神社を見下ろすのは不敬であるとのことから、現在の地に遷座しました。
・奥宮
当初は天川山に鎮座していた奥宮・春日辺大明神ですが、明治元年(1868)に本殿の玉垣の内へ奉還しています。
元春日と呼ばれる恩智神社。その春日大社の神主へのインタビューや式年造替の様子などをあますことなく紹介した本です。↓
古都・奈良の守り神を訪ねて 歩いてめぐる春日大社 単行本(ソフトカバー)
王子造りという、大変珍しい建築様式で建てられている本殿。向かって右側の第一殿に大御食津彦命、左側の第二殿大御食津姫命が祀られています。
また、本殿裏には横穴式古墳があるといわれていますが、正面からは見えませんでした。
個人的に注目してほしいのは、正面にあるコンパクトな本坪鈴と、白と黒の二匹の兎でしょうか。あまりのかわいらしさに心が和んで、思わずホッコリしてしまいます。
拝殿は、銅板葺の平入入母屋造、流造千鳥破風の建物です。2000年(平成12)に建てられました。
境内には、清々しく凛とした空気が流れています。そして、手を合わせるだけでも心が安らぎ、個人的に神様がいらっしゃるなと感じる拝殿です。
心が落ち着くと無駄な考えが消えて、自然に自分がどこへ進むべきかがわかるような気がしてきませんか。
恩智神社の神様は、こうやって参拝者の気持ちを穏やかにしつつ、進むべきところに導いてくださっているんだなと感じます。
神社の見どころといえば、なんといっても境内にたくさんいる神々しい兎と龍の置物です。
特に、拝殿前の二匹は、なでるだけでも御神徳(龍は良運と昇運・兎は無病息災)がいただけます。
神様の声援で新たな一歩へ! 背中を押されてみませんか?↓
天川神社
御祭神 春日辺大明神
御神徳 雨乞い
天川山に鎮座していた奥宮。本殿玉垣の内に奉還し、末社となりました。
春日神社
御祭神 天児屋根命
境内の中でも、ひときわ目立つお社です。
伏見桃山御陵遙拝所
三輪神社
御祭神 大物主大神
御神徳 厄除・方除
大物主がお祀りされていることから、大神神社のお社と思われます。
・住吉神社
御祭神 住吉大明神 御神徳 海上・交通安全
・安閑神社
御祭神 安閑天皇 御神徳 学業成就
・熊野神社
御祭神 熊野豫日命 御神徳 縁結び
・蛭子神社
御祭神 事代主命 御神徳 蛭子・水子守護
・玉祖神社
御祭神 櫛明玉命 御神徳 商売繁盛
・天照大神社
御祭神 天照皇大神 御神徳:家内安全
橿原神宮遥拝所
八大龍王尊
御神徳 商売繁盛・心願成就
境内の少し奥に鎮座する八大龍王尊です。鬱蒼と茂った木々の中にあり、すぐ近くには滝が流れています。神聖な力を感じるパワースポットです。
祖霊社
稲荷神社
御祭神 稲荷彦大神
御神徳 商売繁昌
元々は、恩智左近公が築いた恩智城内に祀られていたお稲荷さんです。境内に向かって右側の階段を降りた、見落としがちな場所にあるので気を付けましょう。
(https://www.instagram.com/p/CYyhYtrlTuC/?img_index=1)
舟戸神社
御祭神 舟戸大神
御神徳 漁師の安全・守護
皇太神宮遥拝所・・すみません、写真を撮り忘れてしまいました。
八坂神社
御祭神 素盞鳴命
御神徳 縁結び・家内安全
私が通りかかった時、天王の森には、子どもたちが集まっていました。
森といっても木はほどんとなく、空き地のようです。八尾市民の憩いの場所となっているのでしょうか。
閼伽井戸(清明水)
閼伽井戸は弘法大師と縁があり、神社そのものも下水分社(いわゆる水の神)といわれています。
古くから天候を予知するといわれており、雨が降る前には井戸に赤茶色の水が流れるそうです。
この日は透明の水で、確かにしばらく雨は降りませんでした!当たりましたね。
恩智神社では、卯辰の日限定のものや、週によってハンコの色が変わるものなど、さまざまな御朱印が授与されています。
まずは、恩智神社と元春日社の御朱印です。恩智神社の御朱印の、うしろを向いた兎と龍のシルエットが、かわいくてたまりませんね。
続いては、雨の日詣り限定の御朱印と11月1日~10日までの御朱印です。
こちらも、11月限定の御朱印です。週ごとに紅葉が少しずつ色づいていますね。季節の移り変わりが感じられる御朱印です。
週ごとに御朱印が変わるのは、集め甲斐がありますね。
最後は、卯辰の日詣り限定の御朱印です。毎月、卯の日と辰の日に授与されます。
尚、上記の御朱印の初穂料はすべて1枚500円でした。(2023年11月現在)
八尾・恩智神社一押しの授与品に、こちらの御朱印帳があげられます。
ツルツルしていて、触り心地の良い表紙です。
表には兎、裏には龍が描かれていて、老若男女問わず、誰にでも似合うデザインになっています。白地に銀色の刺繍が施されている、品格のある御朱印帳です。
ちなみに私も数年前にネットで見かけて一目ぼれし、わざわざ買いに行きました(笑)
このほかにも、社務所にはお守りやお札等がたくさん並んでいました。
神社の人は、境内を散策中にわざわざ話しかけてきて、由緒について説明してくれるほど、優しく気さくな方でしたよ。
大阪府八尾市にある、恩智神社についてご紹介しました。
境内にいる兎と龍は、人生において大切な意味を持った存在です。慈愛に満ちた導きの神様は、あなたを幸せへと導くべく、大きな優しさで包み込んでくれるでしょう。
神社を訪れることで心に平安と希望が宿り、人生の舵を新たな方向へと切る一歩が踏み出せるかもしれません。
ぜひ、あなたも御神徳を受けに、恩智神社に行ってみませんか。
河内二の宮・元春日 恩智神社
住所:大阪府八尾市恩智中町5-10
TEL:072-943-7059 FAX:072-943-6635 MAIL:info@onji.or.jp
ホームページ http://onji.or.jp/
facebook https://www.facebook.com/onjishrine
X(旧Twitter) https://twitter.com/onji_shrine
instagram https://www.instagram.com/onji_jinja/
アクセス
車の場合:国道170号線、垣内南の交差点を東に進む。
そのまま東高野街道(旧国道170号線)を南に進むと、東側に鳥居が建っている場所があるので、その道を登る。
電車の場合:近鉄大阪線『恩智駅』より徒歩20分(急な坂あり。体力に自信のある方のみ)
主な行事
毎日の生活に疲れ、心癒されたいと思う時が増えていませんか。
「自然いっぱいの場所に行きたいけれど、遠出はもっと疲れるし・・。」
そんな方に、大阪府東大阪市にあるスピリチュアルスポット・枚岡神社の癒しの力についてご紹介します。
枚岡神社は大阪のすぐ近く、霊峰生駒山に佇む神聖な場所に鎮座しています。その美しい自然環境と神秘的な雰囲気は、心と体をリフレッシュさせてくれるでしょう。
今回は、境内の中で特に神秘的なエネルギーが漂う五つの場所をお伝えします。
開運全般のご利益もあるので、ぜひ健康長寿も併せてお祈りくださいね。
創建年 初代神武天皇が橿原の地で即位する3年前(2680余年前)
御祀神 天児屋根命 比売御神 経津主命 武甕槌命
ご利益 全体運や総合運(国家安泰・病気平癒・開運招福・安産・除災・厄除け・学業成就など)
ご由緒と歴史
天種子命が国の平和を願い、天児屋根命と比売御神を神津嶽に祀られたのが始まりです。
650年に中臣氏である平岡連等により、現在の地に奉還。
また、4神のうち天児屋根命と比売御神は、奈良市にある春日大社に分祀されています。このことから枚岡神社は『元春日』とも呼ばれています。
河内一之宮として生駒山麓に鎮座し、古往今来この地を守り続けている由緒ある神社です。
両神社の手水舎にいるのはどちらも鹿です。枚岡神社が『元春日』といわれるだけのことはありますね。
世界的に有名な春日大社と違って知名度はそう高くない枚岡神社ですが、いかに歴史深い場所かお分かりいただけたでしょうか。
土日になると、ハイカーの方たちが登山前に参拝する姿をよく見かけます。
代わりに平日は人が少なく、静かにお参りされる方が多い印象です。境内に満ちる神秘的なパワーに癒されたいなら、平日がおすすめかなと思います。
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柴犬まるのワン若心経
鳥居をくぐって参道に進むと、すぐに神気に満ち溢れたパワーを感じるでしょう。
まるで異世界に足を踏み入れたかのような不思議な感覚に包まれます。
境内奥にある『感謝と祈りの道』付近も、その神秘さが際立っていておすすめの場所です。
もちろん、境内は霊峰生駒山の豊かな緑に囲まれているので、空気が澄んでいるせいもあるでしょう。しかし何より、ここには神様の存在を感じます。
私の不思議な体験は、神社に訪れる前は重い気持ちでも、帰る時には毎回爽快で軽い気分になっていることです。
15分から20分程度の短い滞在でも、気持ちが一変するのでいつも驚いています。
拝殿の階段前に安置されている『なで鹿』は、武甕槌命が神鹿に乗って旅立たれた故事に因ります。
左右にそれぞれ一体ずつ配置されており、健康や家族の平安を願って撫でると、ご利益があるとされる鹿です。
私は、自分の体の不調な部分を撫でると、気持ちがすごく楽になります。もちろん、撫でたからといって、症状そのものがすぐに改善はしません(笑)ただ、自分の心と体を思いやる行為が、気持ちを温かくしてくれます。
病は気からといわれますが、鹿を撫でていると本当にそんな気がしてくるから不思議ですね。
禊場は、境内でも指折りのパワースポットです。
通常は囲いに囲まれており、修行者以外の立ち入りは許されていません。
現在は(2023年9月)工事中で、驚くべきことに滝の様子まで撮影できました。滝の中には小さなお社があり、ここでお参りしてから滝修行に挑まれるのかもしれませんね。
緑に囲まれた禊場は神秘的なパワーに包まれており、まるで枚岡神社の霊気がここに集中しているかのように感じます。
滝修行に挑むために訪れる人々も何人かお見かけしましたが、その多くは男性の方々でした。
神気漂う禊場で身を清めると、心身共にリフレッシュできるでしょうね。
本殿 御祭神配置(向かって右側より)
第二殿 比売御神
第一殿 天児屋根命
第四殿 経津主命
第三殿 武甕槌命
拝殿は、あざやかな本殿とは違って落ち着いた配色で彩られており、その対照的な雰囲気が心に深い印象を残します。
手を合わせると、神様に守られていると感じられる場所です。温かく包まれた雰囲気は、まるで悩める人々を導いてくださるかのように思えます。
ハイカーの方は登る前にここで手を合わせて、登山の無事を祈っておられる方が多いですね。
ちなみに本殿は朝の参拝をおすすめします。朝日を背景に光り輝く拝殿が神々しく、美しいですよ。
飛来天神社
御祭神 天之御中主神
ご神徳 健康長寿・生産・縁結び
個人的に枚岡神社の中で一番のパワースポットといえる場所が、末社・飛来天神社です。
ここには、天と地を創られた神様が祀られています。
何年か前までは深い新緑に囲まれた地であり、お社はありませんでした。
ただ、以前からこの辺り一帯は神秘的なエネルギーに満ちていました。仏教でいうところの『無』を感じるような、絶対的な心の平安が得られるところです。
お社は、建てられるべくして建てられたのかもしれません。感じ方は人それぞれかもしれませんが、私にとっては神聖な場所です。
枚岡神社を訪れる際は、ぜひ飛来天神社を訪れてみてくださいね。
大阪府下の神社と共に、枚岡神社の魅力に迫った珍しい一冊!中古本ですが大変お得です!↓
日本の神社 59号 (枚岡神社・水無瀬神宮・阿部野神社) [分冊百科]
末社 若宮社
御祭神 天忍雲根命
御神徳 農業・産業・知恵・生命・学問・子授け
最近修繕されたばかりで、朱色のお社がまぶしいほどきれいです。
以前まで、本殿横は少し古びた印象を覚える場所ではあったので、これにより境内が一気に明るくなった気がしますね。
末社 天神地祇社
御祭神 天津神 国津神 地主神
御神徳 家宅守護 建築
若宮社前にある、若返りの御神水『常若の水』です。
飲用可とは書いていなかったので手を清めるのみにしましたが、とても清らかな水で気持ちまですっきりしますよ。
大阪平野を一望できる、枚岡梅林。神社のすぐ隣にあり、ラジオ体操をしたりゆっくり景色を眺めたりする人で賑わうおすすめビュースポットです。
もちろん、梅の時期にはきれいな花が咲いて、市民の憩いの場所にもなっています。
鳥居と玉垣、そしてお社だけしかない簡素な造りですが、選ばれたものだけしか近寄れない、神秘的な空気が漂っています。
生かされていることに感謝する気持ちが自然に沸いてくるような、聖域でした。
笑う門には福来る!お笑い神事を催行されている、枚岡神社らしいパワーが込められた御朱印ですね。
書き置きの和紙での対応になります。初穂料は700円。
私も一度神事に参加しましたが、笑い終わった後は世界が明るく、きらきら輝いているように見えました。
悪い出来事も吹き飛ばせそうな御朱印。ぜひ部屋に飾って毎日笑っていたいですね!
次は、神気と書かれた御朱印です。(現在販売されていないため、価格は不明)
神気とは、神様ご先祖様から授かった命の奥にあるものです。
弱った気を元の気にする、これが「元気」。生かされていることに感謝と喜びの気持ちを持つと、神気が蘇り、元気となります。
すてきなメッセージが込められていますよね。
感謝の気持ちは元気に繋がる。お年寄りが「ありがとう、ありがとう」といっている理由がわかる気がしますね。こちらも、書き置きでの対応になります。
ちなみに、「神気」の御朱印は一年の前半、「笑福」は後半に授与されます。
両方いただくには、最低二回神社にいかなければいけないので、お気を付けください。
疫病鎮静と書かれたかわいい鹿のしおりや由緒書きも一緒にいただけます。
枚岡神社の神秘的なパワーと境内の見どころについて紹介しました。
枚岡神社は大阪のすぐ近く、霊峰生駒山の麓に佇むスピリチュアルスポットです。境内の美しい自然と神々しい雰囲気は、心と体を癒す絶好の場所といえます。
ただし、神聖なエネルギーを受け取るためには、自分の心の声に耳を傾けることが必要で、そのためには謙虚さや素直さが大切です。
そして、神様からパワーをいただいたことに感謝の気持ちを持つようにしましょう。ありがとうの気持ちは、心に平安と癒しをもたらし続けてくれるのではないでしょうか。
あなたもエネルギーを授かりに、枚岡神社にいってみませんか。
枚岡神社の近くにある歴史深い街道『東高野街道』。大阪の原点ともいうべき場所について知ってみませんか↓
河内一之宮 枚岡神社
大阪府東大阪市出雲井町7番16号
TEL::072-981-4177
ホームページ http://www.hiraoka-jinja.org/index.html
奈良県の観光スポットや美味しい飲食店が点在するエリアに、ひっそりと佇むおすすめの神社があります。
率川神社は日本最古の神社・大神神社摂社であり、安産・育児・家庭円満等のご利益があります。
街中の喧騒から逃れ、心を静めたい人々にとっては、心地よい癒しの場所といえるでしょう。
今回は率川神社の御朱印と共に、境内の魅力を紹介します。
率川神社の御朱印は、現在1種類のみで、社務所で授与されています。
ささゆりのお印が控えめながらも魅力的な、美しい御朱印。ぜひ、手元に大切に保管しておきたいですね。
可憐なささゆりがあしらわれているお守りなど、社務所には他にもさまざまな授与品が販売されています。
個人的におすすめなのが、大神神社でも販売されている「子持勾玉守」(1,000円)です。
写真はネックレスタイプですが、他には根付もあります。
三輪山麓から出土した子持勾玉を模したもので、なんでも持っていると運気がアップするのだとか!
私が持っているものは、5年以上使っているにもかかわらず、一切紐が切れたり欠けたりしません。
お値段の割に、めちゃくちゃ長持ちしてくれています!(笑)本当におすすめです。
三輪山信仰について、もっと知りたい方はこちらから↓大神神社でも販売されている、おすすめの入門書です。
率川神社(読み方 いさがわじんじゃ)
創建年 推古天皇元年(593) 奈良市最古
勅命 大三輪君白堤
御祭神 媛蹈韛五十鈴姫命
ご利益 子守明神(安産・生育安全・家庭円満など)
歴史
御祭神である媛蹈韛五十鈴姫命は、神武天皇の皇后殿下です。内助の功として大変お力を発揮された方でもあります。
本殿は三棟あり、両側に祀られているのは、媛蹈韛五十鈴姫命の両親にあたる方です。
中央の媛蹈韛五十鈴姫命(子)をお守りしている形をとっていることから、「子守明神」といわれるようになりました。
かつては、春日大社との繋がりがありましたが、1877年(明治10)3月、内務省達により大神神社の摂社になった神社です(正式名称 率川坐大神御子神社)
近鉄・JR奈良駅から徒歩7分ほどの場所に位置し、周辺には興福寺や猿沢池などの観光名所が点在しています。時期によっては非常に混雑し、歩くのに疲れることもありますよね。
そんな時には率川神社を訪れてみてください。静かな境内に一歩足を踏み入れると、他とは違う神聖な空気が流れていると実感できるでしょう。
個人的におすすめなのは、休憩所の椅子に座ってボーッと境内を眺めることです(笑)。とても心が安らぎますよ。
子守明神のご利益もあることから、小さなお子さん連れの方も多く、みなさん厳かに参拝されている印象です。
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率川神社本殿(県指定文化財)
建築年代 江戸前期頃
建築様式
・一間社春日造(柱間が一間で春日造りであるもの)
・檜皮葺(檜の皮を使って屋根を葺くこと)
御祀神
本殿左・・狭井大神(父神)狭井大神は大神神社の大物主大神と同じ神様
本殿中央・・媛蹈韛五十鈴姫命(子)
本殿右・・玉櫛姫命(母神)
写真では分かりづらいかもしれませんが、春日大社とも繋がりがあった神社だけあって、さすがに社殿は春日のものと似ていますね。
拝殿に手を合わせると、神聖な感覚が一層深まり、心が穏やかになれる場所です。
拝殿と本殿の間には雨除け(?)の屋根が掛けられています。
荘厳で美しい社殿の全貌が見えないのは少し残念ですね。儀式等の都合でやむを得ないのかもしれません。
摂社 率川阿波神社(中央)
御祭神 事代主神
創祀年代 光仁天皇の宝亀年間(770~780)
創祀者 藤原是公
ご利益 生活守護・商売繁盛
例祭日 6月17日
初戎祭 1月5日
由緒
奈良市最古の恵比須社であり、御祭神である事代主神は、大物主大神の御子神です。
藤原是公が夢の中のお告げに基づいて、阿波国より勧請したと伝えられています。
当初は奈良市西城戸町に鎮座していましたが、時代の流れとともに衰退。
昭和34年に現在の位置に移されました。
末社 住吉社(向かって左)
御祭神 上筒男命・中筒男命・底筒男命氣長帯比売命(神功皇后)
例祭日 6月17日
由緒
大阪・墨江(住吉)に鎮まる神と同じ神。
神功皇后の遠征守護神であり、海洋の神様と言い伝えられています。
末社 春日社(向かって右)
御祭神 武甕槌命・経津主命・天児屋根命・比売神
ご利益 国家安泰や諸願安全など
例祭日 6月17日
由緒
同じ奈良市内にある、春日大社の四神を祀ったお社です。
本殿右側にある3つの境内社は、朱色の鳥居と囲いの中に鎮座しています(上記の写真)。
朱色は穢れを祓う神聖な色としての意味合いを持っており、春日大社でも使用されていることは、多くの方がご存じでしょう。
見落としがちな場所にありますが、素朴でありながらも、心地よい雰囲気があるお社です。ぜひ、足を運んでみてください。
境内南側にある蛙のような見た目をしている石、「蛙石」。蛙は命の再生や裕福の象徴ともいわれている存在です。
健康回復や金運アップのご利益を求めて、この石を撫でる方も多いといわれています。
正直、見た目はあまり蛙には見えなかったのですが(笑)、ご利益いっぱいな石は必見です!
蛙石の左側にある、大神神社の遥拝所です。高さ2m、幅約2mの石製の遥拝所で、正面には平山郁夫氏による「神の山 三輪山の月」が描かれています。
遠くにある三輪山を思い浮かべながら手を合わせると、心の奥深くで繋がっているような気持ちになれる場所です。
毎年6月17日に斎行される「三枝祭」(別名ゆりまつり)は、率川神社の最も重要なお祭りのひとつです。
飛鳥時代から伝わる祭祀で、疫病を鎮める為に毎年行われています。
三枝祭に先立ち執り行われるのが、ささゆり奉献神事です。
まず、三輪山に咲くゆりの花を神前に供えた後、電車に乗ってJR三輪駅からJR奈良駅まで移動。
その後、ささゆり音頭を踊りながら、率川神社にささゆりを届ける、なんとも華やかなお祭りです。お祭りに電車を使用するのも、なんだか現代的で面白いですね!
率川神社は、気軽に参拝できて、心に安らぎを与えてくれる神社です。
ご利益である安産や育児、家庭安全を願う人にとっても、癒しは欠かせませんよね。
そんな神社の御朱印をいただき、神様との結びつきを感じることで、心にも癒しを呼び込めるかもしれません。
あなたもぜひ、率川神社で静かなひとときを過ごしてみませんか。
行事 ささゆり奉献神事:6月16日
三枝祭(ゆりまつり):6月17日
御神火(ごしんか)まつり:1月1日
初戎:1月5日
大和国一の宮 大神神社摂社 率川神社
住所:〒630-8231 奈良市本子守町18
TEL:0742-22-0832 FAX:0742-22-0832
公式ホームページ https://isagawa-jinja.jp/
社務所受付 午前9時~午後4時半
アクセス
近鉄・JR奈良駅から徒歩7分 もしくは市内循環バス「本子守町」下車すぐ
奈良県奈良市にある菅原天満宮は、小さいながらも奈良を代表する必見の名所といわれています。
なぜなら、学問の神と呼ばれる菅原道真公の誕生地であり、日本最古の天満宮といわれてるからです。
合格祈願や学問の祈りを捧げる場としても有名で、その御利益を授かる為、毎年受験生やその家族が訪れています。
さらに、境内に漂う神聖で凛とした雰囲気は、訪れる人の心を魅了してやみません。
今回は、そんな奈良の重要な名所である菅原天満宮をご紹介します。
創建年 不明 {天応元年(781)には既に創建されていたとの記述あり}
御祭神 天穂日命 野見宿禰命 菅原道真公
御利益 合格祈願 学業成就
歴史
御祭神である天穂日命は、菅家の始祖であり、国家安泰や五穀豊穣の御利益がある神様です。
その子孫である野見宿禰命は、土師器や埴輪の制作に従事しており、そのさまざまな功績が垂仁天皇に評価されました。
天応元年(781)、野見宿禰命の子孫がこの地を「菅原」と改姓を申し出ますが、その頃には既に当社が創建されていたとのことです。
菅原道真は、野見宿禰命から第17世の子孫に当たります。幼いころから聡明で文学に長けていた人です。
文章博士・民部太輔左大弁勘解由長官・右大臣などに重用され、その後大宰府に転じます。
神社から東へ100mほど歩いた所に、菅原道真が産湯に浸かったとされる遺跡があります。住宅地の真ん中に突如現れ、明らかに他とは違う不思議なオーラを放った池です。
道真の母が、京都より帰郷してこの地で産んだとされています。こちらも忘れずにお参りくださいね。
また、神社の南西には、行基菩薩が創建・菅原家の氏寺である喜光寺(菅原寺)もあります。
厳かな雰囲気に包まれたお堂やいろは写経など、見逃せないお寺ですので、こちらにもぜひ足を運んでみてください。
鳥居をくぐるとすぐ目の前に拝殿があります。
拝殿前にあるのは牛の像です。境内に全部で7体あります。これは、道真公が牛に乗って太宰府に流された故事にならって置かれているものです。
神聖で凛とした雰囲気に包まれた拝殿です。
気が散ってしんどい時やストレスが溜まった時にこちらに手を合わせると、気持ちが穏やかになります。さすがは学問の神様、勉強に集中したい時にはぴったりですね。
もちろん勉強だけではなく、単に気持ちをリフレッシュしたい時に訪れても良いかと思います。
道真公が辿った悩ましい人生。まだ知らない彼の真実に迫った本です↓
天神様の正体: 菅原道真の生涯 (506)
境内入り口の狛犬。どっしりとしていて、鬣が立派です。
こちらは、境内入り口にある手水舎。コロナの影響からか、水は出ていませんでした。
末社は全部で3つあります。拝殿左に2つお社があり、一番左側は春彦神社で、御祭神は渡会春彦翁神です。
春彦神社の右側には、稲荷神社があります。御祭神は豊宇気姫神です。
拝殿右側に3つ目のお社があり、こちらは、市杵島神社。御祭神は市杵島姫神です。
上の写真は、世にも珍しい筆塚です。分筆の神である道真公に感謝し、この道に励もうと寄進されました。
筆塚に関する神事といえば、毎年3月春分の日に行われる奈良筆まつりが有名です。筆の上達と古筆に感謝の祝詞を捧げ、古い筆を焚き上げる祭事が行われます。
それにしても、面白い形をした塚ですね。初めて訪れた方は、「なぜ、こんなところにロケットが?!」と思う人もいるかもしれません。(笑)
道真公が祀られている神社だけあって、社務所には、合格祈願や学問関係のお守りが所狭しと並べられていました。
『菅家日本最古・大和國菅原郷坐』と判が押されています。すっきりとしたきれいな字ですね。
対応してくださった方も、質問に対して丁寧に答えてくれる人で、良い印象を受けました。
道真公生誕の地の御朱印、それだけでも価値がありそうですね。
奈良の名所・菅原天満宮は、神聖な雰囲気が心身をリラックスさせ、新しい一歩に向けたエネルギーを与えてくれる場所です。
そのような力が授かれる所は、勉強で大変な受験生に限らず、一般の参拝者にもおすすめの神社といえるでしょう。
ぜひ、菅原天満宮で新たな気づきや発見を求めてみてはいかがでしょうか。
主な行事
菅原天満宮
住所 〒631-0842 奈良県奈良市菅原町東1-15-1
Tel:0742-45-3576
Fax:0742-45-3518
公式ウェブサイト http://www.sugawaratenmangu.com/
参拝料:無料
参拝時間:24時間
休業日:なし
社務所受付時間:午前9時 ~午後4時
アクセス
近鉄電車 近鉄 大和西大寺駅及び尼ヶ辻駅から 徒歩15分(※大和西大寺駅にはレンタサイクルもあります)
奈良交通バス 『阪奈菅原』下車 徒歩3分
自動車 【阪奈道路】 菅原交差点 北へ100m 東側 【第二阪奈】 宝来IC から菅原交差点へ
駐車場:あり
大阪府八尾市にある渋川神社は、物部氏の祖神が祀られているパワースポットです。
鳥居をくぐると、地元の人に愛されていることそのものが神聖なエネルギー源となっているかのような拝殿があります。
境内にある楠の巨木は、生命エネルギーを感じさせ、心身を癒してくれるかのような存在です。
今回は、この神聖な神社・渋川神社の魅力に迫ります。
創建年 不明
主祭神 天忍穂耳尊 饒速日命
勧請神 國狭槌尊(比枝神社・安産の神) 日高大神(狐山・治水の神) 菅原道真公(天神社・学業 書道 諸芸上達の神)
御利益 勝運招福 家門繁栄 身体健全 諸願成就など
歴史
延喜式神名帳{延長5年(927)成立の法制書}に記載された神社の一つ。
創建時期は、不明だが続日本紀や延喜式にはその記述があることから、古くから存在していた神社であると推測されます。
御祭神の天忍穂耳尊及び饒速日命は、物部氏の祖神です。これは、物部氏の本貫地が、八尾の河内国周辺であったと考えられるためです。(物部氏の総氏神は石上神宮。)
また、このあたりは旧大和川水系にあり、度重なる洪水被害に見舞われていたため、川を治める水神としても崇められています。
その名残があるのが毎年7月26日に催行される夏祭りです。
天文年間の水害時に御神体が水上に逆流したことから、宵宮祭を後縁祭、後縁祭を宵宮祭とする、いわゆる逆祭りとして唱されています。
鳥居をくぐって少し歩いた場所に拝殿があります。
この日はとても寒かったのですが、手をあわせると心の奥がとても暖かくなり、優しい気持ちで満たされる拝殿でした。
また、地元の方に大切にされているんだなといった想いが伝わってきました。
何故なら境内にいる間、休憩されている方や、熱心にお参りされている人など、地域の方が多く参拝に来られていたからです。
神様もそんな地元の人々の信仰心に応えるように、優しい気持ちを感じさせてくれたのかもしれないなと想像してしまいました。(※個人の感想です)
拝殿左側にあるのは、氏子たちに愛されている大銀杏の切り株(樹齢約350余年)です。昭和52年7月28日の落雷と、その後の老朽化によりこのような姿となってしまいました。
今でも丁寧に手入れされており、大切にされていることが伺える切り株です。
神様の声援で新たな一歩へ! 背中を押されてみませんか?↓
拝殿の左側には5つのお社が並んでいます。見落としがちな場所にありますので、こちらにも忘れずにお参りしましょう。
厳島神社 (御祭神 市杵嶋姫命)
浮島神社 (御祭神 浮島神)
春日神社 (御祭神 天児屋根命 ・ 武甕鎚命 ・ 経津主命 ・ 比咩大神)
稲荷神社 (御祭神 保食神)
境内の左奥には、稲荷神社があります。
このお稲荷さん、何が怖いかというと・・ずばり狐の目です。
心の奥の奥までジロリと睨みつけるような目をしています。どうしてこのような表情になったのかは定かではありませんが、とにかく特徴的で印象に残る狐です。
私は怖くなって、早々にこの場を後にしました(笑)。訪れる人は、ぜひ狐の表情に注目してみてください。
拝殿のちょうど裏側には、竜王社と呼ばれるお社があります。このお社は、川の氾濫を鎮める為に建てられたもので、境内一のパワースポットなんだとか。
私はというと、この日はとんでもなく寒かったので、そのことしか頭になく、どのように感じたかを覚えていません。スミマセン・・。
ただ、ちょうどお社の前に立った時、とんでもなく冷たい風が吹きました。もしかしたら、あれが一つの思し召しだったのかもしれません。
このお社の前では、多くの方が何かを感じていらっしゃいます。ぜひ、立ち寄ってみてくださいね。
楠社 (御祭神 宇迦魂命)
大楠 天然記念物(昭和24年5月9日 大阪府天然記念物指定)
高さ 16米
幹周囲 約7米
樹齢 1000年
写真に納まりきらないほど巨大な楠の木です。
表面に手を当ててみたところ、木の気の流れが、体中を流れていくような感覚がありました。
とても心地のよい、癒しのパワーをいただける気がした上に、木と一体になれたような気持ちでした。
楠の木のそばには楠社と呼ばれるお社もあり、神様が祀られています。
拝殿前にいる二匹の狛犬は、平べったい頭とスリムな胴体が特徴的です。
楠の木に負けずも劣らず巨大な、渋川神社の御神木。御神木も楠の木も、JR八尾駅からみえるほど大きく、圧倒的な存在感を放っています。
拝殿の右側にある、皇居を遥拝するために建てられた遥拝所。
社務所は鳥居の左側にあります。
渋川神社では、様々なお守りが販売されていました。
・商売繁晶御守・家内安全御守・学業御守・合格守・交通安全御守・安産御守・病気平癒御守・子ども健康ちえ守・御守・厄除開運御守・・・各700円
・祈願絵馬・・700円
・神宮大麻・・1,000円
・神札・・700円
・おみくじ・・200円
・御塩・・300円
・祓砂・・300円
(2023.12.21現在)
御朱印についてですが、こちらは、書置きのみの対応です。
うす紫色の高級感のある和紙に書かれた御朱印は、1枚500円となります。
社務所に人がいない場合は、横のインターフォンを押してくださいね。
御朱印と一緒に、渋川神社の略記もいただけます。
渋川神社は、物部氏の神聖な雰囲気が漂う素晴らしい場所です。
そして、この場所が持つ魅力の理由には、地元の人々の信仰心と神社との深い繋がりがあるのでしょう。
遠くから訪れた人々にも、地元の人々の温かな気持ちが、境内全体の雰囲気を築き上げているんだなと思わせてくれる神社です。
主な行事
7月25日 夏祭宵宮 7月26日 夏祭本宮(逆祭)
おかげ位置2023年は10月22日開催 澁川おかげ市(マルシェイベント)
渋川神社
住所 〒581-0084 大阪府八尾市植松町3-3-6
TEL:072-922-0152 FAX:072-922-0557
参拝時間:24時間
参拝料:無料
社務所受付時間:午前9時~午後4時頃
駐車場:なし
アクセス
JR大和路線「JR八尾駅」より約200m 徒歩5分