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往馬大社!霊峰生駒山の麓に漂うスピリチュアルな空気を感じよう

 

 

霊峰・生駒山神奈備とする、奈良県生駒市にある往馬大社。

 

スピリチュアルな雰囲気に包まれた、この神社の存在をご存じでしょうか。

 

地元の人々に深く信仰されている往馬大社には、心の奥深くまで感謝の気持ちでいっぱいになれる拝殿など、見どころがたくさんあります。

 

ぜひ、往馬大社で心身ともに癒されてくださいね。

 

 


 

悠久の歴史を持つ往馬大社の由緒

 

 

正式名称 往馬坐伊古麻都比古神社(いこまにいますいこまつひこじんじゃ)
創建年・創建者 不明
ご祭神
伊古麻都比古神 (産土大神)
伊古麻都比賣神 (産土大神)
気長足比賣尊  (神功皇后)
足仲津比古尊  (仲哀天皇)
譽田別尊    (応神天皇)
葛城高額姫命 (神功皇后の母君)
気長宿称王命 (神功皇后の父君)
ご利益 商売繁盛・五穀豊穣・家内安全・厄除け・安産など

 

楼門と本殿に続く急な階段

 

歴史
創建年は定かではありませんが、生駒谷十七郷の氏神としてこの地に鎮座している、日本有数の古社です。
平安時代の『延喜式』(927)で、官幣大社に列せられています。
最も古い記録があるのは、『総国風土記』の雄略天皇三年(458)です。
ほかにも正倉院文書にも記述があり、奈良時代にはすでに朝廷との関わりがあったとされています。

境内を覆う鎮守の森は、奈良県天然記念物です。
また、毎年10月の体育の日に行われる伝統行事・火祭りは、奈良県無形民俗文化財に指定されています。


 

感謝の気持ちが自然に湧く?!本殿と拝殿

 

拝殿

 

ご祭神は、現在七柱ですが、かつては産土神の二座のみでした。

 

鎌倉時代に八幡信仰が興隆したことにより、当座でも八幡の神を合わせ祀り、七座となります。

 

その時代の名称は、生馬八幡宮や生馬大明神でした。

 

本殿

 

この日は祭祀が行われており、拝殿には大雨の中、熱心な地元の参拝者が集まっていました。

 

静寂を深める雨音だけが響く拝殿と本殿。

 

手を合わせると心の芯から安らぎを実感できるでしょう。私の場合は、感謝の気持ちが自然に湧いてきました。

 

境内を包み込む自然のエネルギーも、とても心地が良いですよ。位置関係的にも、龍田大社の木々と雰囲気が似ているなと感じます。

 

ご利益がいっぱい!往馬大社境内の様子

 

管弦楽

 

南座

 

高座

 

北座

 

役座

 

鳥居をくぐると広場のような場所にでます。そこにあるのが、上記の写真の五座です。

 

初めてきた方は、どこに本殿があるのか戸惑うかもしれませんね。

 

手水舎の横の階段が、本殿へと続く道になります。

 

手水舎

 

楼門の絵

 

楼門に掛けられているのは、おそらく火祭りの絵ですね。

 

 

楼門をくぐっても、まだ階段が続きます(笑)。

 

石階段でしかも急なので、特にお帰りの際はお気をつけください。

 

体力がないと、ちょっと疲れるかも・・。

 

祓戸社

 

拝殿の南側にある祓戸社。

 

まずはこちらにお参りして、穢れを払いましょう。

 

ご祭神・・瀬織津比賣神

 

御札所

 

拝殿向かいにある、御札所です。この日はお守りなどの授与品も並べられていました。御朱印のことをお尋ねしたら、社務所で承っているとのことでした。

 

上溝桜

 

祓戸社の斜め前にある上溝桜(うわみずさくら)。

 

大嘗祭の斎田点定の儀に使用された桜です。

 

毎年4月中旬から下旬が見頃で、白い房状のきれいな花を咲かせてくれます。

 

戎社と南末社の鳥居

 

生駒戎神社

 

左端に鎮座するのは、生駒戎神社。

 

ご祭神・・事代主神

 

末社

 

生駒戎神社の右隣に鎮座する、南末社

 

ご祭神
月読社・・月読命
猿田彦社・・猿田彦神
住吉社・・底筒男命中筒男命表筒男命
伊弉諾社・・伊邪那岐命伊邪那美命

 

稲荷社

 

さらにその右側には、稲荷社があります。

 

ご祭神・・宇迦之御魂神

 

水神社

 

一番右端に鎮座する、水神社。お社の前に数段階段があります。

 

ご祭神・・水分神

 

英霊殿

 

拝殿北側に鎮座する、英霊殿。近くに行っただけで、身の引き締まる思いがしました。

 

末社

 

英霊殿横の北末社

 

ご祭神
大山祇社・・大山祇神
春日社・・天児屋根命
神明社・・天照大神
仁徳天皇社・・大雀神
豊受比賣社・・豊受比賣神

 

観音堂

 

観音堂には、十一面観音立像が安置されています。

 

神仏習合の神社であることがわかりますね。手を合わせると、暖かく、優しい気持ちになれるお堂です。

 

観音堂(鎌倉末期~室町初期)
ご本尊・・十一面観音立像(伝雲慶作)

 

経室坂

 

ちょっと臆病な柴犬さんがお出迎え!往馬大社の御朱印

 

 

鳥居付近にある社務所にて御朱印をいただきました。この日は、書き置きのみの対応で、初穂料は1枚300円。

 

 

こちらが、往馬大社の御朱印です。

 

また、社務所には愛らしい柴犬ちゃんがいます。

 

この日は爆睡していて、かわいい寝顔をみせてくれていましたが、普段は怖がりなので近づかないようにしてくださいとのことです。

 

このサイトに挙げている御朱印や授与品は、あくまでも一例です。
御朱印や授与品は更新される可能性があります。参考として閲覧いただければ幸いです。

 

まとめ

 

往馬大社は、神秘の山・生駒山麓にあり、地元の人々に厚く信仰され続けている神社です。

 

ぜひ、境内に漂うこの神社独特の凛とした空気を感じに行ってみてください。

 

参拝後には、清々しい気持ちになっていることでしょう。


 

主な行事

 

生駒ゑびす祭り 2月3日
火祭り 10月体育の日

 

往馬大社(往馬坐伊古麻都比古神社)

住所 〒630-0222 奈良県生駒市壱分町1527-1
TEL 0743-77-8001
FAX 0743-76-0407
公式ホームページ http://www.ikomataisha.com
メール tanino@ikomataisha.com

境内参拝自由

アクセス
電車
近鉄生駒線一分駅から徒歩で7分
バス
生駒南口より奈良交通バス90系統 中菜畑2丁目行き 終点下車徒歩8分
自動車
第二阪奈有料道路大阪方面からは「壱分出口」、
奈良方面からは「小瀬料金所出口」より北西方向へすぐ
駐車場あり